探偵選びの6つのポイント

事務所の住所を記載している

 当事務所では、ホームページに住所を明記しております。
 まずは信頼できる業者かどうか確認するためにも、事務所の住所をご確認ください。
 「住所が記載されているのは当然」と思われるかもしれませんが、中にはホームページのどこにも住所が記載されていない業者が見受けられることがあります。
 こういった業者は、地元に事務所を構えておらず、その事実を隠している場合があります。
 地元に事務所がある探偵事務所であれば、相談や依頼がしやすいだけでなく、土地勘を活かした効率的な調査が可能です。
 その結果、スムーズに証拠を得られ、費用も抑えることができます。

公安委員会に届出されている

 探偵業を営むためには、営業所を管轄する公安委員会に届出を行うことが法律で義務付けられています。
 探偵や興信所は他人のプライバシーに深く立ち入る業務を行うため、倫理観を持ち、法律を正しく理解していることが求められます。
 無許可で業務を行う業者は、明らかに法律違反であり、必要な信頼性を欠いていると言わざるを得ません。
 法律を守る意識がない業者が、依頼者の利益を守るつもりがないのは明白です。
 届出を行った業者には、公安委員会から「届出証明書」が交付されます。
 相談や契約の際には、この証明書の提示を求めることをお勧めします。
 正当な理由もなく証明書の掲示を拒否する場合、その業者が法律に違反している可能性があり、信頼できない業者であることは明らかです。
 きちんと届出をしている業者、そして地元に住所を構えている業者を選ぶことで、安心して依頼できる環境を整えましょう。

事業年数が長い

 興信所を選ぶ際には、まず事務所の概要や詳細ページを確認しましょう。
 信頼できる事務所であれば、届出年月が明記されています。
 (もし記載がない場合は、そのページを即座に離れるべきです。)
 届出年月から、事業年数、すなわち業務の経験年数が分かります。
 事業年数が最低でも5〜6年の事務所を選ぶことをお勧めします。
1 0年以上の運営実績があれば、信頼性が高いと判断できるでしょう。

料金の相場を押さえている

 一般的に、浮気調査の費用の相場は約10〜30万円(1時間あたり5,000〜10,000円)程度と言われています。
 費用が高すぎる業者も問題ですが、あまりにも安すぎる(1時間あたり2,500円以下)業者にも注意が必要です。

 人件費についてはどの業者も大きな差はありません。高額な料金を請求する業者は、人件費以外の部分にお金をかけていることが多いです。
 一方、料金が安すぎる業者は、パートやアルバイトを使って調査している可能性があり、サービスの質が低いことが考えられます。こうした業者には注意が必要です。

 また、料金が高いからといって調査力が必ずしも高いとは限らない点にも留意してください。

 ランキングやアフィリエイト広告、クリック型広告、派手な電話帳広告などに投資している業者は、その分料金が高くなり、コストパフォーマンスが低くなることがあります。
 こうした興信所では、宣伝費が全経費の3分の2を超えることもあります。

 このような点を踏まえ、費用対効果を考えると、高すぎる事務所を選ぶことにあまりメリットはないと言えるでしょう。

依頼人の利益を理解できている

 探偵と言えども、法律に関する知識が欠かせません。
 単に浮気の証拠を掴むだけでなく、その証拠をどのように活用できるか、どのような結果をもたらすのか、依頼者にとって本当に利益になるのかまで理解していなければなりません。
 場合によっては、問題解決のために証拠を取る以外の方法が最適な場合もあります。
 そのような、依頼者にとって全く利益にならない場合であっても、正直にそのことを伝えることのできる探偵こそが、本当に信頼できる探偵と言えるでしょう。

違法な調査は引き受けない

「電話番号から所有者を特定します」
「車番から持ち主を特定します」
「GPSを取り付けて行動を監視します」

 このような調査を謳っている興信所がありますが、これらは違法な手段が多く、たとえ成果が得られたとしても、訴訟を起こされた場合、確実に負けることになります。
 場合によっては、刑事罰の対象となり、禁固刑や懲役刑を受ける可能性もあります。
 違法な調査を行わないよう、正直に「ダメです」と言える探偵を選ぶことが重要です。