浮気調査にドローンを使う

 浮気調査にドローンを使うのって、最近注目されがちですが、実は問題も多くて、あまり現実的ではありません。

 まず、一番の問題は法律です。
 日本ではドローンの使用には航空法やプライバシー保護法が絡んできます。
 他人の土地の上を勝手に飛ばすのは基本NGですし、許可を取るのも簡単ではありません。
 特に浮気調査のような個人的な目的で使う場合、違法になる可能性が高いです。
 最悪の場合、こちらが訴えられるリスクもあります。

 次に、ドローンの性能にも限界があります。
 バッテリーの持ち時間が短いので、長時間の監視には向いていません。
 それに天気にも左右されやすく、風が強い日や雨の日には飛ばせないこともあります。
 これでは、肝心な瞬間を逃してしまうかもしれません。

 それから、ドローン自体が目立ちやすいというのも問題です。
 飛行音が意外と大きいので、静かな場所ではすぐにバレてしまう可能性があります。
 浮気調査は、相手に気づかれないのが大前提なのに、これでは本末転倒です。

 結局のところ、ドローンは思ったよりも使い勝手が悪いのです。
 法律的なリスク、技術的な制約、そして隠密性の低さを考えると、浮気調査に使うのは現実的ではありません。
 他の方法を使った方が、安く確実に証拠を集められると思います。